
「本当はどうしたらいいのか、わからない」
- 自分の意見を聞かれると、とっさに答えられない
- 「どうしたい?」と聞かれると、頭が真っ白になる
- 気づけばいつも誰かの顔色をうかがって選択している
こんな感覚に心当たりはありませんか?
私も以前は、友人に「どこ行きたい?」と聞かれても、いつも「どこでもいい」と答えていました。本当は少し気が進まなくても「相手が行きたいところであればそれでいいか」と思い、自分の気持ちを後回しにしていたんです。
でも、後から「本当は私はどうしたかったんだろう」とモヤモヤすることが多々ありました。
こうした「自分の本音がわからない」という不安を抱える人は、少なくありません。
特に、人に気を配ることを優先とし、周囲との調和を大切にしてきた人ほどこの感覚を抱えやすい傾向があります。
これはあなたが気が弱いからでも、考えが浅いからでもありません。むしろ、これまで人の気持ちを大切にしながら生きてきた証拠なのです。
この記事では本音が見えなくなる理由と、少しずつ気持ちを整理していくための具体的な方法をお伝えしていきます。
「なぜ自分の本音が見えなくなっていたのか」が理解でき、今日から実践できる小さな行動が見つかりますよ。
自分の本音がわからなくなる3つの原因

意識がいつも「他人」に向いている
周りの空気を察する心の優しい人ほど、無意識に「人にどう思われるか」を考える習慣が身に付きやすくなります。意識が常に外側に向いているのです。
つまり、何事も「自分軸」ではなく「他人軸」としての思考の癖をもっているということ。
「相手は今どう感じているのかな」「これを言ったら嫌がられないかな」など、まわりに合わせることに集中しているうちに、自分の気持ちに耳を傾ける時間がどんどん減っていませんか?
私も以前は、相手の表情ばかり気にして、自分の気持ちを後回しにすることがほとんどでした。
本当は相手が言う意見に違和感があっても、自分の本音もよくわからないので「ここで何か言ったら嫌な気持ちにさせてしまうかも」と考えてしまうのです。
結果、いつも相手に合わせてしまう自分がいました。
その場では波風を立てずに済んでも、あとから自分の中でモヤモヤが残ることがありました。

その結果、いざ「あなたはどうしたい?」と聞かれても、答えが出てこなくなってしまうのです。
「どうしたいか」より「どうすべきか」で動く癖
本音とは本来、自分は「~がしたい」「~が嫌だ」というシンプルな気持ちですよね?
でも、真面目で責任感の強い人ほど感情よりも先に「こうするべき」「これが正解のはず」という思考になるのです。
この状態が続くと、感情と思考の距離がどんどん開いていき、自分でも「本当はどう感じているのか」がわからなくなってしまいます。
本音を出すことへの無意識の不安
「本音を言ったら、がっかりされるかもしれない」
「わがままだと思われたくない」
そんな不安が心のどこかにあると、本音は無意識のうちにふたをされてしまいます。これは弱さではなく、自分を守るために身に付いたいわば心の癖のようなもの。

まずは「本音がわからなくなるのには、ちゃんとした理由がある」と知ることが、気持ちを整理する第一歩になります。
自分の気持ちを整理するための具体的な4つの方法

理由がわかったところで、次は実際に気持ちを整理していく方法をご紹介していきますね。
難しい事をする必要はまったくありません。自分が「これならできる」と思う小さなことから始めてみましょう。
頭の中をそのまま書き出してみる
自分が今思っている気持ちを、そのままノートでもメモ紙でも書き出してみてください。
気持ちを書き出すことは、自分の考えを整理する方法としてよく使われています。
文章がまとまっていなくても矛盾していても構いません。「疲れた」「本当は嫌だった」「なんだかモヤモヤする」このような一言でもいいですよ。
書き出していくうちに自分でも気づいていなかった気持ちが少しずつ見えてきます。
私は寝る前に、今日あった出来事や感じたことを、日記のように書くようにしました。最初は「今日は天気が良くて気持ちよかった」くらいの何気ない1行だけでした。
でも続けていくうちに、「今日はこういう出来事があって、本当は私はこうしたかったんだ」「だからモヤモヤしていたんだ」と、自分の本音に少しずつ気づけるようになったのです。
書き出したノートは、誰かに見せるものではありません。きれいな文章にしようとしなくても大丈夫。

まずは、自分の感じたことをそのまま書いてみてくださいね。
小さな「好き・嫌い」から気づいていく
いきなり大きなテーマ「人生でどうしたいか」を考えるのではなく、まずは日常の小さな選択から始めるのがおすすめです。
例えば「今日は自分何を食べたい?」「この服着ていて心地いい?」など。
頭で考えるのではなく、心や体で感じてみるのがコツです。
「感じるって何?なんか難しい」と思うのなら、「好き」はしっくりくる、安心、ほっこり、こういう感覚になります。
反対に「嫌い、嫌だ」は違和感、モヤモヤ、苦しいなど何かが違うという感覚です。
身体がどう反応しているか、です。
小さな「好き」「嫌い」に気づく練習を重ねることで、少しずつ自分の感覚を取り戻していくことができますよ。
私は選択に迷った時、自分の心に聞いてみるようにしています。「自分が本当にやりたいことはA?それともB?」体の感覚が心地よいほうを選ぶことにしています。
自分に質問してみる
自分の本音がわからないときは、頭の中だけで考え続けるよりも、いくつか質問を決めて自分に問いかけてみるのもいいです。
例えば以下のような質問です。
- 本当は何が嫌だった?
- もし誰にも気をつかわなくていいなら、どうしたい?
- どちらを選ぶと心が軽くなる?
- 今、何を我慢している?
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
大切なのは、正しい答えを出すことではなく、「私は本当はどう感じているんだろう」と自分の気持ちに目を向けること。
最初は何も出てこなくても、繰り返し問いかけていくうちに、小さな違和感や本音に気づけるようになりますよ。
誰かに話してみる
自分の中だけで考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。
そんな時は、信頼できる人に話してみるのも1つの方法です。友人やきょうだいなど「この人なら安心できる」と感じる相手を選んでみてください。
話しながら「あ、私はこう思っていたんだ」と自分の本音に気づくことがあるからです。
注意してほしいのが、話す前に「ただ話を聞いてほしいだけ」と相手に伝えること。
中にはアドバイスを言ってくる人もいます。そうすると相手の気持ちを優先してしまい、自分の本音がますますわからなくなってしまうことがあるかもしれないからです。

そこはしっかりと「話したいだけ」と伝えましょう。
占いで自分の本音に気づくこともある

気持ちを整理する方法として占いを活用する人も増えています。
占いは「あなたの本音はこれです」と答えをくれるものではありません。ただ「自分を客観視する」「見つめ直す」こういったきっかけを与えてくれるもの。
「誰かに話したいけれど、友達や家族には気をつかってしまう…」だからこその第三者である占いを活用するのも1つの手段ではないでしょうか?
話を聞いてもらいながら、自分の気持ちを言葉にしていく過程で「そうか、私は本当はこう感じていたんだ」と気づくことがあります。
占いはその気づきを後押ししてくれる1つの選択肢だと考えてもいいと思うのです。
私自身も、1人で考えているときは「どうしたらいいんだろう」と同じところをぐるぐるしてしまうことがよくありました。
でも、占いで話を聞いてもらうと自分ではうまく言葉にできなかった気持ちを整理しやすくなったんです。

占い師さんに答えを出してもらうというより「私は本当はこう感じていたんだ」と気づくきっかけをもらったこともありました。
自分の本音を誰かに話して整理したいけれど、「占いってどこで受けたらいいの?」とわからなかったり、不安に思う方は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
【電話占い】初めてで何を話せばいいかわからない人へ|相談内容と選び方をやさしく解説
まとめ
自分の本音がわからないのは、決しておかしいことではありません。これまで人の気持ちを優先し、大切にしながら生きてきたからこそなのです。
まずは
- ノートなどに自分の気持ちを書き出す
- 小さな「好き」「嫌い」に気づく
- 自分に質問してみる
- 誰かに話してみる
自分ができる範囲内で少しずつ始めてみてください。決して結果を早く求めすぎないこと。残念ながら急に本音が見え始めることはありません。長年積み重なってきたものは、すぐには戻りにくいからです。
正直、何事も早く結果を求めてしまいがちですよね?その気持ち、とてもよくわかります。
でも、焦らず少しずつ自分の気持ちと向き合っていくことが、本音を取り戻す近道になります。
1人で考えても気持ちがまとまらないときは、誰かに話しながら整理することで見えてくることもあります。
無理に答えを出そうとせず、まずは今の正直な感情を言葉にすることから始めてみてくださいね。

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