悲しみと怒りと、そして絶望感

人生の振り返り

 

「新しい世界を見ることができた」からの続きです。

 

泣きじゃくって車を買うことを承諾してほしい一心で頼み込んだ私。

さすがに父は考えたみたいです。

それから数日後、ある車のパンフレットを「ほれ」と私に渡してくれました。

「この車だったら買っていいぞ。

よかったら、今度一緒に車やさんに行ってあげるから」。

え~!!うそ~!!やった~!!とってもとっても嬉しかったです。

車を購入できるのであれば、どの車でもいい!!そう思いました。

とにかくすごく嬉しかったですね。

まあ、正直自分で選んだ好きな車がよかったのですが、

そんな気持ちはほんのわずかで、車がもてるということだけが嬉しかったのです。

 

それから数日後、父と一緒に車やさんへ行きました。

父が一緒に行ってくれたお陰で値段を交渉してくれて、

結構お得な金額で契約することができました。

もうワクワク感が止まらない私です。

それから一ヶ月後ぐらいに、待望の車が私の元にやってきました!

なんて素晴らしいんだろう、

あんなに願っていた車をもつことができて本当に幸せでした。

もうバスの時間なんて気にしなくていいし、

好きな時間に会社から帰ることもできるし、

好きな所へ好きな時間に行くことができるなんて!

夢のようでした。お父さんありがとう!

 

それからの私は行動範囲が広くなりましたね。

母を買い物に連れていくこともでき、

友達と遊ぶ時も今までは迎えに来てくれていたのが、

お互い交互に迎えに行ったり来てもらったりして、

友達の負担をなくすことができました。

今では車のない生活なんて考えられないのですが。

 

そういう楽しい日々を過ごしてはいましたが、

相変わらず夢や目標を持つことがなく、

生活のため、お金のために仕事をし、

友達や彼氏と遊ぶことだけが楽しみだった私。

このまま年月が経って行きました。

彼氏とも色々問題が浮上し、そして仲直りをし、

また問題が浮上、そしてまた仲直りを繰り返していきました。

 

が、私が23、4歳の時に彼との別れがやってきました。

それまでに1度、好きな人ができたから考えたいって言われたことがあり、

距離を置いた時があったのですが、

その時は私のところへ戻ってくれたのですが、

この時だけは彼の気持ちは変わりませんでした。

この話をしたのが彼に最後に会った時だったのですが、

夜に海が見える場所で車の中で話し合ったのです。

その好きな人のことが好きで好きでしょうがない、とまで言われました。

それを聞いた私は、本当に悲しくて悔しくて、彼の顔を平手打ちしましたよ。

私は彼のことが大好きだったから、裏切られたことが許せなかったのです。

 

悲しみと怒りと悔しさでいっぱいの私は車を飛び出し、

歩いて帰ろうとしました。

すぐに彼は車で追っかけてきてくれたのですが、

もちろん私は素直に乗ろうとしません。

そのまま私はどんどん歩きました。

そして、彼はそれきり追いかけては来てくれませんでした。

 

私は、期待していたのです。

私のわがままかもしれませんが、

いくら私が振り払っても、無理やりにでも車に乗せて家に送ってくれるだろうと。

甘かったです。

この時は彼のこと本当に薄情な人なんだなと思いました。

夜遅くに、しかも家までの距離は歩いて1時間以上。

しかも、明かりもない暗い道も歩かなくてはならない。

まだ若い女子だし、誰が見ても危ないです。

通りすがりに男の人に車の中から声をかけられたりもしました。

とても恐怖でした。

へたするとそのまま無理やり車の中に乗せられても不思議じゃありませんよね。

今では自分でもよく歩いたなと感心しています(笑)。

次回に続きます。

 

フミヨでした。

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